アートコラム「DECOROO」(デコルー)

ふだんの暮らしに、ちょっとアートを添える

綺麗にメイクができない?シーンに合った照明を選ぼう!

外出時に自身が思っているよりもメイクが濃い、或いは薄いと感じたことはありませんか?

その問題は、普段メイクをしている場所の照明を変えるだけで解決するかもしれません。

メイクの仕上がりに違和感を覚えたことがある方は、ここ一番というときにメイクで失敗しないためにも、照明を変えることをおすすめします。

綺麗にメイクができない理由とは

綺麗にメイクができない?シーンに合った照明を選ぼう!のイメージ

メイクが綺麗に仕上がらない理由は様々です。影ができたり部屋が暗かったり、太陽光が加わることによって違った色に見えてしまったり。

ご自身のメイクをする環境を思い出しながら、次のどの項目に当てはまるか考えてみましょう。

影ができる

影ができてしまう環境は、メイクする環境には適していません。

よく、メイクをするときは「女優ライト」が良いと言われています。

このライトはデパートのトイレにある照明に見られるような、上下左右から光を当てるライトのことを指しています。

顔の影を消すことができるので、正しいメイクができるようになるというものです。

一点から照射していたという方は、女優ライトを意識する必要があるのかもしれません。

強い光を当てている

例えばモデルが撮影に使うような白飛びする照明を使っている方はおられませんか?

肉眼で見るよりも自身の肌は明るく見え、最悪の場合、肌の色に合っていないメイクに仕上がってしまうことも・・・。

モデルのように照明を使って撮影をする場面であれば問題ありませんが、多くの人は日常的な場面でのメイクがほとんどです。

強烈な照明を用いたメイクは不自然に仕上がるため注意が必要です。

照明の色味が合ってない

照明によってブラウン系のアイシャドウもオレンジ系に見えたりします。

このちょっとした違いがメイクの仕上がりを大きく左右し、外出時に違和感を覚える原因になるのです。

特にビジネスなどのここ一番というときにでメイクで失敗をしてしまうと、大きな損失に繋がることもあるかもしれません。

このようにメイクの環境に正しい照明を選ぶことは、様々なことを成功へと導いてくれるのかもしれず、今までないがしろにしてきた方は、見直すことをおすすめします。

用途別の照明をご紹介

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メイクの照明を正しく選択することのメリットはお分かりいただけたと思います。

ただ、照明の色味を正しく選択することで、よりシーンに合ったメイクに仕上げることが可能であり、色味は主に「昼白色」「電球色」「昼光色」の3通りがあります。

これらの違いと合うシーンの例を見ていきましょう。

日中のメイクや外出時には「昼白色」

昼白色は太陽光のような自然的な光です。

日中にメイクをする場合などはこの昼白色を用いることがおすすめで、その理由は濃かったり薄かったりすることなく自然に仕上がるからです。

特に屋外に外出するときには、太陽光のもとでも自然に見えますし、デートの際には奇抜なメイクを避けられるため相手からの好感度もアップするかもしれませんね。

この電球色はどんな部屋にもマッチすると言われており、日常的に暮らす部屋であれば、昼白色を選んだ方が無難なようです。

ディナーなどのメイクには「電球色」

電球色は暖色系のあたたかみのある光です。目に優しい落ち着いた光であることから、寝室や居間などのリラックスできる場所に用いられる光でもあります。

ただ、メイクをする上ではこの光量では不十分であると言え、影ができやすく、仕上がりが違和感のあるものになってしまう可能性があります。

そんな電球色でのメイクは、ディナーなどの同じように電球色を用いた場所に赴く場合に適しています。

仕上がりの確認も電球色のもとでチェックすることができますし、なにより色味が暖色系ですから、シーンにミスマッチとなるメイクを防ぐことができるかもしれません。

どうしても影ができる場合は、昼光色などを併用してメイクをすると良いでしょう。

夜間のメイクやコスメを見る時は「昼光色」

昼光色は他の二つよりも青白く、明るいという特徴があります。

明るく、青みがかって見えるため、日中のメイクに用いる光としては明る過ぎておすすめできません。

ただ、夜間にメイクをする場合は、自然な明るさの昼白色や暖色混じりの電球色は影ができやすいため向いておらず、くっきり見える昼光色が良いと言えるでしょう。

また、他の二つよりも色を鮮明に見せてくれますから、アイシャドウなどの色を確認する場合にも、この光を用いると良さそうです。

おわりに

メイクを仕上げる場合には、女優ライトが良いと言われており、メイクの仕上がりがイマイチだと思う方はこの女優ライトのような上下左右から光を当ててメイクしてみましょう。

ただ、明るければ良いというものではなく、シーンに合った照明を選ぶと、シーンに合ったメイクに仕上がります。

一つの明かりを使うよりも、様々な色味を持つ照明を駆使して、よりシーンに合ったメイクに近付けていってみてはいかがでしょうか。